残暑御見舞/令和初の夏を迎えた塩竈港の様子

残暑御見舞い申し上げます。

暑さ寒さも彼岸までと申しますが、今年は気候が不安定な夏となりました。
本まぐろも、この時期には予定数量に到達した漁船が多くなりラストスパート。
同時に、さんまなど秋の味覚や9月の半ばから塩竈港のブランド魚である三陸塩竈ひがしものを皆さまの食卓にお届けすべく、備えてまいります。

この夏には、各祭事が行われました。
ここで令和初の夏を迎えた魚市場と周囲の様子を振り返りましょう。

令和元年度塩竈市魚市場魚魂祭

塩竈みなと祭に合わせた7月12日に、塩竈市魚市場魚魂祭が実施されました。

水産業界や行政の関係者が約100人参列して魚霊の魂を慰め、海上の航海安全と豊漁を祈願。

祝詞の奉上や玉串奉奠(ほうてん)に続いて祭主による慰霊の辞が捧げられたのち、活魚を放魚しました。

第72回塩竈みなと祭 本祭・前夜祭

魚魂祭が行われた2日後の7月14日、塩竈みなと祭前夜祭の花火大会が実施されました。

塩竈港の地形を生かした花火大会は、まさに圧巻。
昨年に引き続き今年も魚市場の展望デッキに桟敷席が設けられ、観覧客でにぎわいました。

さらにその翌日の15日は、塩竈みなと祭の本祭。
海上渡航をした御神輿2基を水産関係者が魚市場でお迎えしました。